はじめに

Photon はリアルタイム・マルチプレイヤー対応の、速くコンパクトで柔軟性のあるゲーム開発フレームワークです。サーバーと、主要なプラットフォーム向けのクライアントSDK群で構成されています。

Photon Unity Network (PUN) はUnity専用の高レベルのソリューションです。マッチメイキング、使いやすいコールバック、GameObjectを同期するコンポーネント、リモートプロシージャコール（RPC）、およびその他の同様の機能が複数備わっています。また、より高度な制御を可能にする強固で広範なAPIを提供します。

全てのソースコードを利用できるので、パッケージを拡張してあらゆるタイプのマルチプレイヤーゲームに対応することができます。

このパッケージは、Photonサーバーを実行するマネージドPhoton Cloud サービスと互換性があります。セットアップウィンドウから速やかに（無料で）登録できます。

注目すべき特徴:

非常に簡単なAPI
豊富なデモと広範なPUN Basics Tutorial（PUN基本チュートリアル）
クラウドサービス（開発用途では無料）か「オンプレミス」で利用可能なサーバー
負荷分散ワークフローでサーバー規模を制御（追加作業は不要）
Photon Serverの優れた性能
専用サーバー。NATパンチスルーは不要。
オフラインモード：マルチプレイヤー向けのコードをシングルプレイヤーゲームで再利用可能。

ドキュメントと学習

PUNのマニュアルとしてオンラインドキュメントが利用できます。これらのドキュメントが主な情報源となります。

PUNのリファレンスドキュメントもあります。Public API moduleの最も重要なクラスを要約し、各クラス、メソッド、およびフィールドについて個別に説明しています。これはPUNのソースから生成され、使用法とパラメーターの詳細を調べるために使用するものです。

他にも、PUNパッケージ内のデモやオンラインのPUN Basics Tutorial（PUN基本チュートリアル）があります。

最初のステップ

PUNを空の新規プロジェクトにインポートしてください。ポップアップウィザード（ALT + P）から登録を行い、無料のPhoton Cloudサブスクリプションに購読します（最初のAppIdが保存されます）。これでデモを実行する準備が整いました。

PUN Basics Tutorial（PUN基本チュートリアル）を開きコーディングしてみてください。