PhotonStatsGuiは、実行時にネットワークメトリックを測定および表示するためのシンプルなGUIコンポーネントです。
PhotonStatsGuiコンポーネントを、階層内の有効なGameObjectのどれかに追加します。 ウィンドウが(実行時に)開き、メッセージ数が表示されます。
いくつかのトグルでウィンドウを設定できます:
最上段の値はメッセージ数です。操作、応答、イベントがすべてカウントされます。 送受信メッセージとその合計、 また、測定された期間の平均を表示します。
バイトとパケットのカウンターです。ネットワーク経由で出入りするものはすべてここでカウントされます。 メッセージ数が少なくても何らかの理由でそれらが巨大になってしまうと一部のクライアントが切断されてしまう可能性があります。 また、自らメッセージを送信しなくても、パッケージは送信されます。これにより接続が維持されます。
"longest delta between"(間隔の最大値)で始まるブロックは、クライアント性能に関する指標です。 送信とディスパッチが連続するコールの間隔の経過時間を測定します。 通常、1秒間に10回呼び出されます。その値が1秒を超えている場合、 Update()コールが遅れている理由を確認すべきでしょう。
これにより、統計はリセットされますが、測定は継続されます。さまざまな状況のメッセージ数を測定するのに役立ちます。
押下すると、現在の統計値をログに記録します。進歩を確認したり概観をつかむために役立ちます。また、単に参考値として参照することができます。
Photonライブラリはさまざまなネットワーク統計を測定できますが、通常、この機能はオフになっています。 PhotonStatsGuiは追跡を有効にし、それらの値を表示します。
GUIコントロールにある"stats on"(計測オン)はトラフィック量統計の有効/無効を切り替えます。 インスペクターパネルの"Traffic Stats On"チェックボックスも同じ値です。